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BlockGo

BlockGo
「囲碁は難しい」という先入観を覆すために、悪戦苦闘した一人の囲碁インストラクターが考案したのが「BlockGo」です。碁石の代わりに3種類のブロックを使うことで、囲碁の考え方を単純化して理解することができます。あなたも今日から対局できます。
BlockGo

やわらかい発想が活き抜く力になる

BlockGo

BlockGoは囲碁を単純化して、囲碁の基本的な考え方をそのまま理解できる、画期的な頭脳ゲームなんだ。「囲碁はむずかしい…」って思っているGoppi(ゴッピ)もすぐに遊べるよ。

BlockGo
Gotty

囲碁と比較してみると

3種類の
ブロックを使う

碁石じゃない

死活やコウの
概念がない

着手禁止点の例外がない

終局が
わかりやすい

石埋め碁(中国ルール)

陣地の計算が
かんたん

ブロックのマスを数える

囲碁を単純化した陣取りゲーム

解説

BlockGoは、黒と白の2色のブロックを交互に置くことで陣地を取り合うゲームです。
碁盤とブロック、ブロックケースさえあれば、誰でも楽しむことができます。

Goppi

対局で使う道具

碁盤

碁盤

盤の上面には、縦横9マスずつ正方形が描かれています。マスの上に(自分のブロックケースから取り出した)ブロックを置いていきます。

ブロック

BlockGo

ブロックには黒と白があって、マスの大きさは「1マス」「3マス」「6マス」の3種類です。ブロックは、それぞれ6個ずつあります。

ブロックケース

ブロックケースは、ブロックを並べる台です。「1マス」「3マス」「6マス」のブロックを並べる位置が記されています。
対局を始める前に、すべてのブロックをブロックケースに並べます。

ルールの説明

  1. ブロックはマスの中に置く

    ブロックは碁盤のマスの中に置きます。碁盤のマスからはみ出したところにブロックを置いたり、斜めに置いてはいけません。

    BlockGo
  2. ブロックを重ねて置いてはダメ

    こんなふうに、ブロックを重ねて置いてはいけません。

    BlockGo
  3. 2人で交互にブロックを置く

    碁盤にブロックを置く人のことを対局者と言います。
    対局者は二人、つまり、一対一で勝負します。
    じゃんけんに勝った人が、黒ブロックを持ちます。
    黒ブロックを持った対局者から先に置きます。
    次に、白ブロックを持っている対局者が置きます。

    BlockGo
  4. 置いたブロックは動かせない

    碁盤に置いたブロックは動かしてはいけません。
    置いた後に動かすことを「待った」と言います。
    待ったをしたら反則負けとなります。

    BlockGo
  5. 盤上に残ったブロックのマスが多い方が勝ち(ブロックケースに残ったブロックのマスが少ない方が勝ち)

    BlockGoは囲碁と一緒で、陣取り合戦です。
    碁盤の上の土地を、多く取った方が勝ちとなります。
    対局の最後に、碁盤の上に置いてある、白と黒のブロックのマスをそれぞれ計算して、多い方が勝ちとなります。
    BlockGoでは、陣地の計算を簡単にするために、ブロックケースに残ったブロックのマスを計算して、少ない方を勝ちとしております。

  6. 手持ちのブロックがなくなったら勝ち

    対局の途中で、どちらかのブロックケースが空になったら、その時点で勝ちとなります。

  7. ブロックを置けない場合は「パス」しなければならない

    自分に手番が回ってきても、ブロックを置けない場合があります。
    その時は「パス」と言って、相手に手番を渡さなければなりません。

  8. 終局とは

    ブロックを置くところがなくなったら「パス」と言って、相手に手番を渡します。
    両対局者が連続して「パス」と言ったら終局となります。
    終局したら、ブロックケースに残っているブロックのマスを数えます。

  9. 黒から白へハンデ(3.5マス)を渡す

    黒ブロックを持った対局者が先にブロックを置くので、黒の方がやや有利となります。
    そのため、黒が3.5マスのハンデを白に渡して、勝負が公平になるようにしています。
    ブロックケースに残っている黒ブロックのマスの数に、ハンデ分の3.5マスを足します。

  10. 重要なルール

  11. 囲まれたら取られる

    ここに1マスの黒ブロックがあります。
    そして、ブロックからは4本の道が伸びています。
    ブロックは道の上で息をしています。
    この黒ブロックに接する上下左右の4マスが呼吸点になります。
    この呼吸点に、全て白ブロックを置かれると、黒ブロックは取られてしまいます。
    取られた黒ブロックは、黒のブロックケースに戻します。

    じゃあ、はしっこはどうでしょう。
    ブロックから3本の道が伸びています。
    ブロックは道の上で息をしています。
    この黒ブロックに接する3マスが呼吸点になります。
    この呼吸点に、全て白ブロックを置かれると、黒ブロックは取られてしまいます。
    取られた黒ブロックは、黒のブロックケースに戻します。

    それなら、すみっこはどうでしょう。
    ブロックから2本の道が伸びています。
    ブロックは道の上で息をしています。
    この黒ブロックに接する2マスが呼吸点になります。
    この呼吸点に、全て白ブロックを置かれると、黒ブロックは取られてしまいます。
    取られた黒ブロックは、黒のブロックケースに戻します。

    応用

    では、3マスのブロックの場合はどうでしょう。
    ブロックからは8本の道が伸びています。
    ブロックは、道の上で呼吸をしていますから、呼吸点はこの8か所になります。
    この呼吸点に、全て白ブロックを置かれると、黒ブロックは取られてしまいます。
    取られた黒ブロックは、黒のブロックケースに戻します。

  12. 呼吸点がないところには置けない

    ここに、1マスの黒ブロックを置けるでしょうか?
    この黒ブロックには呼吸点がないですよね。
    だから、置いた瞬間に取られてしまいます。
    このように、ブロックを置けないところを、「ブー」と言います。

    応用

    ここに、1マスの黒ブロックを置けると思いますか?
    ここには、置けるんです。
    なぜなら、黒ブロックには呼吸点が1か所残ってますよね。
    黒ブロックは息をしていますので、ここに1マスの黒ブロックを置いてもいいんです。

    では、ここに3マスの黒ブロックを置けると思いますか?
    これは、黒ブロックの呼吸点が全てなくなってしまいますから、置けないですよね。
    だから、ここは「ブー」になるんです。

  13. 黒ブロックも白ブロックも「ブー」で置けない「デドン」

    ここに黒ブロックを置けると思いますか?
    黒ブロックを置くと、黒も白も呼吸点がなくなってしまいます。
    ここに白ブロックを置けると思いますか?
    白ブロックを置くと、黒も白も呼吸点がなくなってしまいます。
    つまりここは、黒、白、お互いに「ブー」となります。
    このように、黒ブロックも白ブロックも「ブー」で置けない形を「デドン」と言います。

ルールをしっかり理解しよう
1マスのブロックを自由に碁盤に置けるよ

  1. 相手のブロックを囲んで
    取ることができるかな?
  2. 「ブー」の形を作ってみよう。
    白、黒どちらかのブロックは置けないよ。
  3. 「デドン」の形を作ってみよう。
    白、黒どっちのブロックも置けないよ。

どうなったら勝ちなの?

BlockGoは、黒、白、代わりばんこにブロックを置いていきます。
先にブロックを置く黒の方がやや有利になるため、黒は3.5マスのハンデを白に渡します。
最後、「ブー」が1マスになって、ブロックを置く場所がなくなったら「パス」と言います。
また、置けるブロックがブロックケースにない場合も「パス」と言います。
両対局者が連続して「パス」したら終局です。

終局したら、ブロックケースに残っているブロックのマスを数えます。
黒は3.5マスのハンデを足しましょう。
結果、ブロックケース内のブロックのマスの数が少ない方が勝ちとなります。

対局の流れ

じゃんけん

じゃんけんで黒白を決める

じゃんけんに勝った人が、黒ブロックを持ちます。

点線1
ケースに並べる

ブロックケースにブロックを並べる

ブロックと同じ色のブロックケースに、ブロックを並べていきます。
並べ終わったら、碁盤の横に置きます。

黒を持つGoppi
点線2

一礼

「お願いします」と一礼する

対局相手に敬意を表し、しっかり声に出して挨拶をします。

対局を開始する

黒ブロックを持った対局者から先に置きます。
次に、白ブロックを持っている対局者が置きます。
その後、黒、白、交互にブロックを置いていきます。

start

終局の意思表示をする

ブロックを置くところがなくなったら「パス」と言って、相手に手番を渡します。
また、置けるブロックがブロックケースにない場合も「パス」と言います。

pass

終局を確認する

両対局者が連続して「パス」と言ったら終局となります。

並べる

ブロックケースに残ったブロックを並べ直す

ブロックケースに残ったブロックを計算しやすいように、ブロックケースに記されている数字に沿って並べ直します。

並べる

勝敗を確認する

ブロックケースに残っているブロックのマスを数えます。
黒は3.5マスのハンデを足します。
ブロックのマスの数が少ない方が勝ちとなります。

一礼

「ありがとうございました」と一礼する

対局相手に感謝の気持ちを込めて、しっかり声に出して挨拶をします。

BlockGo

おかたづけ

使った道具は、きちんとおかたづけします。

BlockGo
Game Collection

対局を見て作戦を考えてみよう

さあ、いよいよ実際に対局をしてみましょう。
とは言っても、どこからブロックを置き始めたらいいか迷ってしまいますよね。
そこでとりあえず、こちらの対局を参考にして、作戦を考えてみましょう。
ポイントは、6マスのブロックをできるだけ多く使うことです。
そうすれば、効率よく陣地を作ることができます。
まずは、基本的な考え方を理解しましょう。

BlockGo|広い陣地ができるかな?
BlockGo|すみっこは陣地を作りやすい?
BlockGo|相手の陣地に突撃したら?
Game Collection

道具を自分で作ってみよう

PDFファイルBlockGoPaperCraft-9.pdfをプリンタでA4用紙に印刷。
碁盤、ブロック、ブロックケースの形にハサミで切る。

BlockGo

道具を買うこともできるよ

準備中(2024年春頃オープン予定)

幼児教育

5歳児が楽しみながら戦略的思考力を養う

BlockGo ぶろっくご ®とは、囲碁をベースに開発された対戦ゲームで、5歳児が楽しみながら戦略的思考力を養うことができる教育ツールです。
ゲームでは、3種類のブロックを使って自分の陣地を拡大し、相手のブロックを取ることができます。
プレイヤーは相手の動きを読み、的確にブロックを配置することで勝利に導きます。
BlockGo ぶろっくご ®を通じて、子供たちは集中力、忍耐力、戦略的思考力を養うことができ、将来的にも学習に対する前向きな姿勢を育みます。
親子や友達同士で協力して遊ぶことで、コミュニケーション能力も育まれます。
また、囲碁をベースにしているため、日本の伝統文化に触れながら遊ぶことができるという魅力もあります。
このように、BlockGo ぶろっくご ®は、子供たちが戦略的思考力を養う上で、貴重な教育ツールとなるでしょう。
ぜひ、楽しく遊びながら、戦略的思考力を身に付けていただければ幸いです。

考案者
の想い

やわらかい発想が活き抜く力になる

BlockGo

BlockGo ぶろっくご ®を知る価値って何でしょうか?
私は、物事を俯瞰的に考えることができるようになることだと思います。
戦国時代の戦に例えるなら、軍師のような存在です。
陣形を構築し、兵士を統率し、臨機応変に戦略を練る。
困難や矛盾が生じても、客観的な視点に立って決断を下す。
これは、一般社会でもビジネスでも役立ちます。
もし「BlockGo ぶろっくご ®は難しい」と感じたのであれば、正解が分からなくても自らの構想を信じて決断してください。
決断を繰り返すことで、論理的に考える能力を鍛え、直感でひらめく感性を得ることができるのです。
BlockGo ぶろっくご ®を知る価値とは「活き抜く力」を養え、あなたの未来を切り開く力になってくれるでしょう。

Let's try Go! 私は、囲碁普及活動の一環として BlockGo ぶろっくご ®を考案しました。
BlockGo ぶろっくご ®は、囲碁を全く知らない人にも、その魅力を簡単に紹介できるゲームです。
BlockGo ぶろっくご ®を楽しむことが囲碁習得への近道であり、若い世代が囲碁を始めるきっかけになれば幸いです。

囲碁普及活動推進協会
会長
松尾多香紀

商標

ぶろっくご BlockGo ブロック碁

登録商標第6451672号

ぶろっくご BlockGo ブロック碁

登録商標第6465313号

ぶろっくご BlockGo ブロック碁

登録商標第6495160号